台風の1年間の平均発生回数と最も台風が多かった年、少なかった年は?

日本は、自然災害の多い国だといわれています。

その中のひとつに台風がありますが、今年(2018)に発生した台風21号は、大変大型でした。

私の住む北海道札幌市でもかなりの被害が出ました。

※その後、北海道では、経験したことのない大型地震も起きました。この記事は、停電から電力が復旧した直後に書いたものです。

今回の記事では、

1、台風の定義

2、台風とハリケーンの違いは?

3、年度別の台風の発生件数と平均発生回数

4、台風が最も多かった年と少なかった年は?

5、台風が多い月と少ない月は?

上記のことを過去の資料を元に調べてみました。

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台風とは何か?

まずは、台風の定義ですが

色々調べてみたのですが、定義がなかなか難しく、簡潔に説明されたものを引用させていただきました。

台風とは、熱帯の海の上で生まれた低気圧です。その熱帯低気圧のうち、最大風速(10分間平均)がおよそ17m/s以上のものを「台風」と呼びます。
また、国際的な取り決めによって、日本の台風とは異なり、最大風速(1分間平均)が33m/s以上のものをタイフーンと呼びます。

引用元:日本気象協会 tenkil.jp
URL

http://www.tenki.jp/docs/note/typhoon/page_1

台風とハリケーンの違い

これは、恐らく学生時代に習った記憶がある人も多いと思います。

私もなんとなく覚えていました。

台風とハリケーンという名前を聞くと、なんとなくハリケーンの方が、巨大なイメージを持ってしまいがちですが、

台風とハリケーンの違いは、単純に言えば、発生する場所(正確には存在する場所)の違いです。

呼び名 発生する場所
台風(タイフーン) 東アジア周辺の太平洋(赤道より北で、東経180度より西)
ハリケーン 太平洋(赤道より北で、東経180度より東)、大西洋
サイクロン インド洋、南太平洋

参考文献:日本気象協会 tenki.jpの説明を参考に表を作成

URL

http://www.tenki.jp/docs/note/typhoon/page_1

 

次に、台風は、1年間に、いったいどのくらい発生しているか?年度別に調べてみました。

年度別の台風の発生件数と平均発生回数

過去30年間における台風の年度別発生件数(1988~2017年)

台風の発生回数 台風が一番多かった月
1988 31 8・9月(8回発生)
1989 32 7月(7回発生)
1990 29 8月(6回発生)
1991 29 9・11月(6回発生)
1992 31 8月(8回発生)
1993 28 8月(7回発生)
1994 36 8月(9回発生)
1995 23 8・10月(6回発生)
1996 26 8・9月(6回発生)
1997 28 8月(6回発生)
1998 16 9月(5回発生)
1999 22 8・9月(6回発生)
2000 23 8月(6回発生)
2001 26 8月(6回発生)
2002 26 8月(6回発生)
2003 21 8月(5回発生)
2004 29 8月(8回発生)
2005 23 7・8・9月(5回発生)
2006 23 8月(7回発生)
2007 24 10月(6回発生)
2008 22 5・8・9月(4回発生)
2009 22 9月(7回発生)
2010 14 8月(5回発生)
2011 21 9月(7回発生)
2012 25 8・10月(5回発生)
2013 31 9・10月(7回発生)
2014 23 7・9月(5回発生)
2015 27 9月(5回発生)
2016 26 8・9月(7回発生)
2017 27 7月(8回発生)
合計 764

参考文献:気象庁の台風の発生数を元に表を作成。
URL

https://www.data.jma.go.jp/fcd/yoho/typhoon/statistics/generation/generation.html

過去30年間において、1年間の平均の台風発生回数は、約25.5回でした。

※小数点第2位を四捨五入

ちなみに、調査が開始されてから(1951年~2017年の67年間)の1年間の平均の台風発生回数は、約26.2回でした。

※小数点第2位を四捨五入

台風が一番多かった年と少なかった年

台風が多かった年を順番に並べて表にしてみました。

1951~2017年の期間で台風が多かった年

年度 台風の発生回数
1967 39
1994 36
1971 36
1966 35
1964 34
1989 32
1974 32
1965 32
2013 31
1992 31
1988 31
1972 31
1958 31

参考文献:気象庁の台風の発生数を元に表を作成。

調べた結果、最も台風が多かった年は、1967年の39回でした。

次に台風が最も少なかった年についても調べてみました

1951~2017年の期間で台風が少なかった年

年度 台風の発生回数
2010 14
1998 16
1969 19
2011 21
2003 21
1977 21
1975 21
1973 21
1954 21
1951 21

参考文献:気象庁の台風の発生数を元に表を作成。

最も台風が少なかった年は、2010年の14回でした。

このことより、最も台風が多かった1967年(台風の発生回数39回)は、最も少なかった2010年(台風の発生回数14回)に比べて実に25回も多く発生して、およそ2.8倍の多さだったことがわかります。

台風の多い月は?少ない月は?

1951~2017年の67年間で、平均して最も台風の多い月と少ない月を調べてみました。

以下のようになりました。

67年間の台風発生回数の合計数 1年間の平均発生回数
1月 29 0.43
2月 16 0.24
3月 26 0.39
4月 48 0.72
5月 69 1.03
6月 117 1.75
7月 259 3.87
8月 368 5.49
9月 332 4.96
10月 253 3.78
11月 157 2.34
12月 79 1.18

※小数点第3位を四捨五入

参考文献:気象庁の台風の発生数を元に表を作成。

これによると、もっとも台風が発生しやすい月は、平均すると

8月で1年間の平均の台風発生回数は、約5.49回

逆に、台風が発生する回数が少ない月は、平均すると

2月で1年間の平均台風発生回数は、約0.24回

という結果になりました。

ちなみに統計的にみると台風の発生しやすい月は、

8月>9月>7月>10月>11月>6月>12月>5月>4月>1月>3月>2月

という順になりました。

台風が温帯低気圧に変わるとはどういう意味か?

台風が発生する際のメカニズムで多いのは

●熱帯低気圧

発達して

●台風に!

やがて

●温帯低気圧に!

というパターンが多いと思われます。

ちなみに温帯低気圧とは

極めて簡単に表現すれば、温帯、寒帯で発生する低気圧のことをいいます。

台風が、温帯低気圧に変わるとは

よくテレビの天気予報のニュースで耳にする言葉ですが、低気圧としての風速のピークは、過ぎているのですが、逆に強風圏は、広域になるため完全に消滅するまでは、充分な注意が必要とのことです。

個人的に思うこと

台風が多いのは、自然現象なので仕方の無いことなのかもしれませんが、将来的に科学的な方法で対処が出来るようになればいいのになと思います。

例えば、台風が発生した場合に、それと同じくらいの風力を台風に与えて、台風の力をゼロにするような画期的な発明が考案されることを願っています。

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