趣味でブログを書き始めたが、気がついてみると、思った以上にアクセス数の多い人気サイトになっていた。
または、それほど深く考えないでブログを書き始めたが、段々とブログを書くのが楽しくなって、もっと多くのアクセスを集めたくなってきた。ということもあると思います。
そんな時に、気になるのは、契約しているレンタルサーバーの処理速度(スペック)です!
サイトの記事の数が、100や200程度なら、サーバーのスペックは、ほぼ問題にならないと思いますが、記事の数が1000以上のボリュームのあるサイトになれば、やはりサーバーのスペックの差が出てくる可能性があります。
その結果、ブログを運営している方が、一度は、悩まれるのが、サーバーを移転するべきかどうか?という問題だと思います。
というわけで、今回は、初心者の方が、サーバーの移転を簡単に済ませる方法について書いてみたいと思います。
※今回の記事では、ワードプレスのサーバー移転に絞って書いています。ご了承ください。
今回の記事で取り扱う内容
●サーバーの移転を考える理由について!
●レンタルサーバーには、それぞれ長所がある
●サーバー移転を考える時のアクセス数の目安は?
●表示速度の遅さの原因は、本当にサーバーなのか?
●サーバーを移転する前に!
サイトの表示速度が遅いときの最終チェックポイント
●移転するのにおすすめのサーバー!
●初心者におすすめのサーバー移転方法!
●mixhostの特徴とサーバー移転代行料金について!
目次
サーバーの移転を考える理由について!
とりあえず、ワードプレスでブログを書こうと思ったときは、まずは料金が安く初心者でも使いやすいサーバーを選ぶパターンが多いと思います。
そしてここから大まかに2つのパターンに分かれます。
後者の場合はある程度、記事の数が増えてくると、サーバーを移転するべきか?という問題に直面する可能性があります。
サーバーを変更したくなる理由はいくつかあると思いますが、
その中でも多いのが、やはりサーバーの処理能力で、サーバーによっては、ある程度アクセスが集中するとアクセス制限がかかり、せっかく自分のサイトに訪問しようとしてくれているユーザーがサイトを閲覧できない場合が有ります。
また閲覧できても、アクセスの集中しやすい時間帯には、サイトの表示速度が極端に遅くなってしまうことも有ります。
サイトの表示速度が遅いとアクセス数やPV数が少なくなる原因に!
ブログを運営されている方にとっては、ウェブサイトの表示速度が遅くなるというのはかなり深刻な問題です!
これは、皆さん経験があると思います。私もそうですが、せっかく検索して面白そうなサイトを見つけてもページを開くのに時間がかかると、そのサイトを閲覧するのを途中で諦めて、違うサイトに行ってしまうからです。
つまり以下の図式が成り立ちます。
サイトの表示速度が遅い
↓
ユーザーが違うサイトにアクセスしてしまう
↓
自分のサイトのアクセス数が減る
このようにコツコツと定期的に記事を書いているのに、一向にアクセス数が増えないという方は、ひょっとすると、自分のサイトの表示速度が遅いことが原因の可能性も有ります
このような理由から、ある程度ブログの規模が大きくなるとサーバーの移転を考えるようになる人が出てくるわけです。
レンタルサーバーには、それぞれ長所がある!
それならば、最初からスペックの高いサーバーに契約しておけばいいのではないかという意見も有りますが、一概にそうとは言い切れません。
理由としては、各レンタルサーバーには、それぞれ違う長所があるからです!
●初心者が、使いやすいサーバー
●値段の安いサーバー
●スペックの高いサーバー
●移転代行サービスのあるサーバー
など
初心者や記事数のそれほど多くないサイトに向いているレンタルサーバーの特徴!
値段が安く、管理画面が初心者にわかりやすく使いやすい。
小規模のサイトであれば、それほど高スペックである必要も有りません。
※ただし、処理速度は、高スペックのサーバーに比べると若干遅い。そのためサイトの規模が大きくなると表示速度が遅くなったりアクセス制限を受ける場合がある。
中級者以上、または記事の数が、多いサイトに向いているレンタルサーバーの特徴!
値段はやや高いが、その分、処理速度が速く高スペック。そのため、サイトの規模が大きくなってもアクセス制限を受けることがほとんどない。アクセスが集中する時間帯でもユーザーが快適にサイトを閲覧できる。
※ただし初心者には、やや使いづらい。ある程度の専門知識も必要
アクセス制限を受けると一定の時間、特定のページへのアクセスが出来なくなります。
サイトの表示速度が遅くなれば、ユーザーが他のサイトへ移行してしまい、アクセス数などが減少する恐れがあります。
そのためブログの運営者は、
●アクセス制限
●サイトの表示速度の低下
を回避したいと強く思っているはずです。
では、どれくらいのアクセス数になると、アクセス制限を受ける可能性があるのでしょうか?
また、どれくらいのアクセス数になると、より高スペックなサーバーへの移転を考える目安になるのでしょうか?
サーバー移転を考えるときのアクセス数の目安は?
これには、残念ながら、はっきりとした数字的な目安はありません。というのも各レンタルサーバーによって、スペックの違いがありますし、その他の諸条件によっても違いが出てくるからです。
サイトの表示速度の低下に関しての大まかな目安!?
それでも、他の方々のサイト等を参考にさせてもらうと、だいたい月間のPV数が10万を超えるとサーバーのスペックによる違いが大きく出てくるのではないでしょうか?
つまり高スペックのサーバーに移転するかどうかのターニングポイントといえます。
アクセス制限を受ける可能性がある大まかな目安!?
アクセス制限に関しては、なおさら推測が難しいです。
というのもアクセス制限に関しては、月間のPV数ではなく、リアルタイムアクセスユーザー数が、大きく関係するからです。
※リアルタイムアクセスユーザー数とは、1日のアクセス数ではなく、今、リアルタイムにサイトにアクセスしているユーザーの数です。
高スペックなサーバーだとリアルタイムアクセスユーザー数が1000でも耐えられるそうです。
一般的なサーバーのリアルタイムアクセスユーザー数に関しては、わかりませんでした。
ただ、一日のPV数が1万を超えるとアクセス制限を受けている方がいらっしゃいましたのでこの数字は、ある程度参考になると思います。
つまり、一ヶ月のうちに一日でも1万PVを越える日があるサイトは、高スペックなサーバーに移転を考える時期かもしれません。
※あくまでも目安です。
例えば、月間のPV数がほぼ同じ2つのサイトでも、トレンド(最新情報)記事をたくさん扱っているサイトは、アクセス制限を受ける可能性が高い場合があります。
というのも旬の話題は、一般的な記事よりも一気にリアルタイムアクセス数が増えやすいからです。
逆に、旬の話題にそれほど関係のない一般的なサイトは、記事の数が増えれば、なだらかにアクセス数が増加する傾向があり、一気にリアルタイムのアクセスが集中することは、あまりありません。そのため月間のPV数が同じでも、トレンドサイトに比べて、アクセス制限を受ける可能性は、低いといえると思います。
サーバーの移転を考える時のより確実な見極め方!
それには、以下のようなものがあります
●実際にアクセス制限を受けたことがあるかどうか?
●PCで自分のサイトにアクセスして普通にサイトが開けるか?
●スマートフォンで自分のサイトにアクセスして普通にサイトが開けるか?
●最近、スマートフォンからのアクセス数が激減していないか?
などがあります。
上記に該当する場合は、サーバーに負荷が、かかっている可能性があるため、より高スペックなサーバーへの移転を考える時期かもしれません
アクセスが集中しやすい時間帯では、どうしてもスペックの差がでやすい!
先ほど月間のPV数の目安として10万くらいなら一般的なスペックのサーバーでも問題ないのでは?と書きましたが、アクセスが集中しやすい時間帯では、サーバーによっては、どうしても表示速度が遅くなるという現象が発生しやすい傾向があります。
アクセスが集中しやすい時間帯における、サイトの表示速度が遅くなる現象が嫌なら、やはり現在よりも高スペックのサーバーに移転したほうがよいかもしれません。
表示速度の遅さの原因は、本当にサーバーなのか?
月間のPV数が10万を切るサイトの場合、サイトの表示速度が遅いからといって、それが、必ずしもサーバーのスペック不足が原因だとは言えない場合があります。
これは、実際に私が経験したことですが、以前、私が運営するあるサイトで、記事を書いても書いても、アクセス数が穏やかに下がっていくという不思議な現象が、3か月ほど続いたことがあります。またサイトの表示速度が、確実に以前に比べて遅くなった気がしていました。
ちなみに記事の数は、当時、約50でした。まあ、小規模なサイトです。
アクセス数の減少とサイトの表示速度の低下について!
原因を突き止めるために色々なことを考えたり試しました。
アクセス数減少に関してのチェック!
●ペナルティでは?
調べてみましたが、その可能性はありませんでした。
●記事の質が低い?
もともと一つの記事を書くのがとても遅い方ですが、文字数は平均で3000は、超えていると思うので、それほど質が低いとは思えませんでした。
●サイトの表示速度が遅くなったためアクセス数が減少?
これは、当てはまると思いました。
表示速度の低下に関してのチェック!
記事数が、50程度のサイトなのでその可能性は極めて低い。
サイト内で動画など特に重いファイルを扱ってもいませんし、それほど写真を多く使ってもいません。また、爆発的なPV数の増加も有りませんでした。●キャッシュ系プラグインの利用!
サイトによっては、サイトのデザインが崩れたりするという話を聞いていたので、慎重に試しましたが、私のサイトの場合、効果はあまりありませんでした。
結局、原因はわからず、そして依然としてアクセス数は緩やかに下降していきました。
サイトの表示速度が遅い原因とアクセス数の減少の原因が判明!
そんな時に、あるサイトを読んで、プラグインが表示速度を遅くする場合があるということを知りました。確かに、この頃、サイトが少し重いなと感じていました。
記事の数が、わずか50~60くらいなのにです!
私の場合の解決の糸口は、「WordPress Popular Posts」という有名なプラグインでした。
このプラグインを停止すると、停止した次の日から、アクセス数がいきなり回復し始めました。これには、思わず苦笑してしまいました。そして一週間くらいで、ほぼ元のアクセス数に戻りました。
考えてみれば、スマートフォンからのアクセス数が、かなり減っていたのでおかしいとは、思っていたのですが、まさか原因がプラグインだとは気が付きませんでした。
この他にもプラグインをあまり多く利用しすぎると、ワードプレスの場合、サイトの表示速度が遅くなる場合があるといわれています。
プラグインは、大変便利なものですが、正しく使わないと返ってマイナスに働くこともあるのだと再認識しました。
サーバーも日々バージョンアップに努めている!
低価格でリーズナブルのサーバーも日々、高スペックなサーバーに負けじと性能のアップに努めています。
そのため知らない間に、処理速度が上がっていたり、各種機能がバージョンアップされていることもありえます。
自分の契約しているサーバーを調べてみるとよいでしょう。
●PHPのバージョンアップ(PHP7.1への対応)・モジュール版の利用可能
●SSD対応
●HTTP/2接続
●無料でサーバーのキャッシュプラグインに対応
など
ひょっとすると昔の処理速度に比べてかなり高速になっている可能性も有ります。
サーバー移転をする前に、サイトの表示速度が遅いときの最終チェックポイントのまとめ!
色々なチェックポイントがあると思いますが、主なものをまとめてみました。
●実際にPC・スマートフォンで自分のサイトにアクセスして本当に表示速度が遅いかを確認する。
サイトの表示速度の遅さが、一時的なものなのか?そうでないのか?を再確認する。
また通常の時間帯、アクセスが集中しやすい時間帯の両方で確認する。
何か問題がある場合、特にスマートフォンでの表示速度が遅くなる傾向があると思います。以前に比べて表示速度が落ちていないかを確認してみましょう。
●プラグインを使いすぎてサイトの表示速度が遅くなっていないか?
利用していないプラグインは、一度、停止して表示速度の改善が見られないか?様子を見る。
●最近になってスマートフォンからのアクセス数が極端に減っていないか?
サイトの表示速度が遅くなると特にスマートフォンユーザーからのアクセスが減る傾向があります。
●サーバーのPHPのバージョンが古くないか?
自分のサーバーで行えるバージョンアップなどを試してみる。その際は、必ずサーバーの説明を読んで下さい。
※PHPなどをバージョンアップすると場合によっては、不具合が出るテーマ、プラグインがあるようです。充分注意してください。
●月間のPV数が10万を越えていないか?
あくまでも目安ですが、そのくらいのPV数になるとさすがに、高スペックのサーバーが必要になるかもしれません。
それでもサイトの表示速度が改善されないなら、サーバーの移転を考える時期かもしれません!
移転するのにおすすめのサーバー!
それでも、サーバーの移転を行いたい方に私のおすすめサーバーをご紹介します!
おすすめの高スペックサーバー!
●自力でサーバー移転を行える方ならエックスサーバー!
エックスサーバーの公式サイト
https://www.xserver.ne.jp/
●自力でサーバーの移転に自信がない方は、移転代行サービスのあるmixhost!
mixhost の公式サイト
https://mixhost.jp/
をおすすめします!
初心者におすすめのサーバー移転方法!
自力でサーバー移転を行える方は、特に問題ないと思いますが、
ワードプレスの場合は、サーバーの移転がやや面倒のため、
初心者でサーバー移転を行うことに自信のない方は、代行業者に任せるのが一番簡単です。
サーバー移転代行業者とは?
料金を払えば、代わりにサーバー移転の手続きを行ってくれます。
そのため初心者でも安心してサーバーの移転を行えます。
サーバー移転の代行業者は、いくつか有りますので、評判のよいところを選ぶとよいでしょう。
代金の相場は、1サイトの移転につき、だいたい3~5万円くらいです!
詳しく知りたい方は、「 サーバー移転 代行業者 」などのキーワードで検索すると出てくると思います!
初心者に最もおすすめのサーバー移転方法!
私が最も、おすすめするのは、上記で説明したmixhostに契約して、サーバーの移転作業をmixhostに代行してもらうという方法です。
mixhostにサーバー移転するメリット!
サーバー移転代行料金の相場は、だいたい5万円前後ですが、mixhostにサーバーを移転する際の代行料金は、なんと約1万円です。これは、破格の安さです。
また、移転するサーバーに代行してもらうとやはり安心感があります。
mixhostはサーバーのスペック(処理速度)も非常に高いと評判のサーバーです!
他にも高スペックで有名なサーバーがありますが、サーバー移転の代行をしてくれるレンタルサーバーはあまりないと思います。ここが、mixhostが人気のある理由だと思います!
mixhostの特徴とサーバー移転代行料金について!
mixhostの特徴といえば、なんといっても、処理速度が高速で安定しているということでしょう。
他のサーバーから移転する方のほとんどは、その処理速度の速さにひかれて移転していると思います!
mixhostの主な特徴!
●Apacheよりもnginxよりも高速なLiteSpeed Webサーバーを採用
●高い処理能力を誇るRAID10構成のSSDを採用
●日本初のHTTP/2&QUICに完全対応し、より高速なSSL対応サイトを実現します。
●Webサーバーと連携したキャッシュプラグインで非常に高速に動作します。
引用元:mixhost公式サイト
URL:https://mixhost.jp/
mixhostの公式サイトはコチラです
URL
https://mixhost.jp/
ワードプレスサイトのサーバー移転代行料金について
mixhostでは1サイト辺り9980円で、WordPressサイトの移転代行を行っています!
※この記事を書いている時点でのことです!
サーバー移転代行料金の相場を考えるとこの値段は、破格ではないでしょうか?
本当にありがたいと思いますね!
移転代行サービスを利用できる条件は以下の通りです
- 対象:他社サーバーで独自ドメインを使用してWordPressを運用しており、mixhostをご契約の上、移転を希望されるお客様
- 基本料金:1サイトにつき9,980円(税別)
- 所要日数:通常お申込み後5営業日以内に対応
引用元 mixhost 公式サイト
URL https://mixhost.jp/
※オプション料金が別途発生する場合がありますので詳しくは、公式サイトのメニューのオプションから確認してください。
ワードプレスの移転代行サービスについてのページ
https://mixhost.jp/options/wp-transfer
mixhostの各プランの料金について
プラン名 | 月々の料金 | ディスク容量 | 転送量目安 |
スタンダード | 880円 | SSD 50GB | 2TB/月 |
プレミアム | 1780円 | SSD 80GB | 4TB/月 |
ビジネス | 3580円 | SSD 120GB | 5TB/月 |
ビジネスプラス | 7180円 | SSD 160GB | 6TB/月 |
全てのプランで
マルチドメインが無制限・MySQLが無制限・PHP7 / PHP5 に対応
自動バックアップ が標準搭載となっています。
※この記事を書いている時点での料金です。詳しくは、mixhostの公式サイトをご覧になってください。
おすすめは、プレミアムプランです!
移転代行サービスのあるサーバーは、やはり頼もしい!
これで、現在ブログを書いていて、そのブログが大きくなり段々とアクセス数が増え続けている方も安心してブログを続けていけるのではないでしょうか。
mixhostの移転代行サービスがあれば、
ブログを書いていても、今後自分のサイトが大きくなったときに、サーバーの移転をどうしよう?サーバーの移転なんて自分に出来るのか?等という悩みから解放されます。
とりあえず、今のサーバーでブログを書くことに専念して、サイトの規模が大きくなり、サイトの表示速度が遅くなったり、現在のサーバーの処理速度では物足りなくなった場合は、mixhostに契約してサーバー移転代行をお願いすればよいのですから。
mixhostは、初心者にとって頼もしい存在だと思います!
また、人によっては、万が一に備えて複数のレンタルサーバーと契約して、使い分けている方もいらっしゃいます!これも賢明な方法だと思います!