以前から消せるボールペンというものは知っていたのですが、それほど興味がなく購入したことがありませんでした。
その理由は、2つあり、1つは、漠然とですが、恐らく、まだ実用的なものではないだろうと考えていたこと。
そして2つ目は、確か、発売当初は、ノック式のボールペンが無かったことです。(間違っていたらすみません)
しかし、最近になって、消せるボールペンで有名なフリクションシリーズの売上が、世界で15億本を越えたというニュースを見てちょっと興味を持ちました。
世界で多くの人に支持されているボールペンを使ってみたいという気持ちが出てきました。
そして実際に購入して使ってみると、フリクションボールペンのその完成度に驚きました。
実用的で、一度使うと手放せなくなるほど便利なボールペンだというのが個人的な感想です。
※フリクションボールペンは、消せる筆記具のため、証書類・宛名など消えてはいけないものには使用しないでください。その点は、ご注意ください!
今回の記事では、フリクションボールペンの特徴、便利な使い方、書き方のコツ、替芯の選び方などについて書いてみたいと思います。
目次
消せるボールペン!フリクションボールペンのメリット!
●フリクションボールペンの最大のメリットは、なんといっても、書き間違いをしたときに、簡単に消せることです!
フリクションボールペンで書いた文字を消すときは、ボールペンの上についているラバーで文字をこすることで消すことが出来ます。
●基本的に、消したときに消しカスが出ません。
文字を消したときに、ゴミが発生しないのでとても便利です!
●何度でも書いたり消したりすることができます。
修正液などを使った文字の消去と違い、文字を消しても紙面は、平坦のままですので、基本的に何度でも消したり、書いたりすることができます。
●基本的に芯が折れる心配がない。
シャープペンシルも書いた文字を消しゴムで消せますが、フリクションボールペンの場合は、基本的にボールペンですので芯が折れることが、ありません。
また、基本的にボールペンですので、芯が細くなったり太くなったりすることがなく、いつでも同じ太さで文字等を書くことが可能です。
さらに、0.7ミリ以上の芯を使えば、色が、クッキリして、とても見やすいです。ここがボールペンとシャープペンシルの違いのひとつでしょう!
用途によってフリクションボールペンとシャープペンシルを使い分けるとさらに効率が上がると思います!
フリクションシリーズの公式サイト
http://www.frixion.jp/
上記のサイトのラインナップから商品を探せます。
消せるボールペンのしくみは、温度にあり!
消せるボールペンの仕組みは、特殊なインクと温度にあります!
フリクションンボールペンでは特殊なインクを使用しており、約60度以上になると消える仕組みになっています。
つまりラバーでこすって消えるのは、摩擦熱で60度以上になるからです。
また、正確に言うと、ラバーでこすって書いた文字が消えるというよりは、ラバーでこすることによる摩擦熱によって書いた文字が無色透明に変化して消えたように見えるということです。
すごい発明ですね!
逆に、-10度以上の温度から色が復元し始めて、-20度で完全に色が戻るそうです。
詳しくはこちらで説明されていました。(書いた文字を元に戻す方法は?)
よくある質問
http://www.pilot.co.jp/support/frixion/1334578774507.html
フリクションボールペンのインクについての詳しい説明について
http://www.frixion.jp/ink/
豊富なラインナップ!
3色ボールペンもラインナップされている!
単色のボールペンだけではなく、2色ボールペン、3色ボールペン、4色ボールペンなどの多色ボールペンもラインナップされています。
さらには、蛍光ペンやプリクションえんぴつ(全24色)まで用意されています。
単色ボールペンには、キャップ式とノック式があります。
ノック式には、ノーマルタイプ(フリクションボールノック)とスリムタイプがあります。
※スリムタイプとノーマルタイプ(フリクションボールノック)では、芯に互換性がありません。
またカラーも豊富に用意されています。
ブラック・レッド・ブルー・ブルーブラック・グリーン・ライトグリーン・オレンジ・ピンク・ライトブルー・バイオレットなどがあります。
※フリクションボールペンのタイプによってラインナップされているカラーに違いがあります。
詳しくは公式サイトの
フリクションボールペンのラインナップについてのページをご覧ください
http://www.frixion.jp/
こんなに便利なフリクションボールペン!
私が便利だなと思うことをまとめてみました!
●素早く文字を書きたいときに便利!そして消すことも可能!
0.7ミリのフリクションボールペンは、書き心地が、滑らかですので素早く書きたいときにおすすめです!
芯の太いボールペンでも同じように素早く書くことができますが、フリクションボールペンは、さらに消すことも出来ます。
フリクションボールペンノック 0.7ミリ ブラック
ボールペンというと、通常、ほとんどの方が、黒色を使います。私もそうなのですが、フリクションボールペンの場合、カラーがたくさん有ります。これがとても便利でした!
例えば、強調したいときにその部分を赤色で囲んだり、大事な部分を色分けできます!
ボールペンでも赤色や青色がありますが、やはりフリクションボールペンは、消すことや書き直しができるのが便利です!
フリクションボールペン 0.7ミリ レッド
上記は、10本入りです!
●蛍光ペンも用意されている!学生にも便利かも!
実は、フリクションシリーズには、ボールペン以外にも蛍光ペンが用意されています。
そのため、お手持ちの本などの大事なところにラインマーカーとして使うことも可能です。
しかも蛍光ペンなのに消せます!暗記したり、学習したりするときに役立つと思いました。
※本等に線を引くときは、くれぐれも自己責任で行ってください。
フリクションライトソフトカラー6色
●何度も書き直せるので、クロスワードパズルや数独などにも便利です。
3色ボールペンや4色ボールペンなどが有りますので、クロスワードパズルなどを解いているときに、自信のある回答は、黒色で、あまり自信ががないときは、赤色で、という具合に、色分けすることもできます。そして後で消すことが出来ます。
他にも色分けすると便利なことがたくさんあると思います!
消せる4色ボールペン フリクションボール4 0.5
●全24色もあるフリクションボールえんぴつもランナップされている!
色々な色がありますので、お子様のお絵かきなどにもいいと思います。
やはり間違ったら消せるのがGOODです!
また、簡単なスケッチにも使えると思いました。
フリクションボールえんぴつ
フリクションボールペンの替芯について!
フリクションボールペンは、非常に便利なボールペンですが、替芯の種類がかなり多いため、購入される際は、品番を最後までしっかりと確認することをおすすめします。
基本的に、一部を除いて、単色ボールペン(フリクションボールノック等)と多色(2色・3色・4色)ボールペンの芯には互換性がありません。
一部を除いてと書いたのは、単色ボールペンでもフリクションボールスリム等のスリムタイプは、多色ボールペンと互換性がある場合があります。そのかわり、スリムタイプの単色ボールペンは、ノーマルタイプ(フリクションボールノック等)の単色ボールペンとは、芯の互換性がありません。
基本的に多色ボールペン(2色・3色・4色)の替芯はスリムタイプとなります。
単色ボールペン(フリクションボールノック等)の替芯は、芯の外見が大きいです。
つまり同じ0.5ミリの芯でも単色ボールペン(フリクションボールノック等)と多色ボールペンでは芯の外観のサイズが違い、芯に互換性がないということです。
また2色、3色、4色ボールペンの多色ボールペンの芯の太さには、0.38と0.5ミリの太さしかありません。今のところ、0.7ミリは存在しないようです。
多色ボールペンに0.7ミリの芯があると個人的にはうれしく思います。
●ノック式の単色ボールペン
フリクションボールノック(0.5・0.7・1.0ミリ)
下の商品は、0.5ミリタイプです!
下は、0.5ミリタイプの替え芯
上記の商品、フリクションボールペンノックの替え芯の品番については、
こちらの公式サイトを確認すると便利です!
http://www.pilot.co.jp/products/pen/ballpen/gel_ink/frixionballknock/
●多色ボールペン
代表的なものには、フリクションボール2、3、4があります。
下の写真は、フリクションボール3(3色)です。
フリクションボール3の替え芯
多色用ボールペンの替芯と単色ボールペンの替芯の大きさと形が違うのがわかったでしょうか?つまりは、互換性がありません。
多色用ボールペンのフリクション2・3・4の替え芯について!
以下で詳しく説明されています。
●フリクションボール2(2色)の替芯について!
公式サイトのURL
http://www.frixion.jp/lineup/work.html?pid=product_ball-2
●フリクションボール3(3色)の替芯について!
公式サイトのURL
http://www.frixion.jp/lineup/work.html?pid=product_ball-3
●フリクションボール4(4色)の替え芯について!
公式サイトのURL
http://www.frixion.jp/lineup/work.html?pid=product_ball-4
芯の替え方については、以下で説明されています
フリクションボールペンの使い方と芯の替え方について
以下が公式サイトでの説明です!
http://frixion.jp/lineup/work.html?pid=product_ball
画面の左側に動画があり、そこで芯の替え方・使い方が説明されていました。
※この記事を書いた時点でのことです。変更なる場合も有ります
こんな場面では、普通のボールペン等を使用しましょう
大変便利なフリクションボールペンですが、公式サイトにも書いてあるように、
書類など文字が消えてはいけない場合には、普通のボールペン等を使用しましょう。
また、温度がとても高くなる場所、逆にとても低くなる場所などでも使用を控えたほうがよいでしょう。
理由は、フリクションボールペンのインクは、特殊なインクのため、60度以上になると書いた文字が無色透明になり、消えてしまうためです。逆に-10度以下の場所で使用すると、消した文字が復活し始めるするそうです。
室内で使う場合は、恐らく上記のような条件(温度)になることは、まずないと思いますが、夏の車内に長時間、フリクションボールペンで書いたメモなどを置いておくと、車内は、かなりの高温になるため、文字が消えてしまう可能性も有ります。
また寒冷地の車内に置きっぱなしにすると、逆に消した文字が復活する場合があるかもしれません。便利な商品ですが、その点は、注意が必要です。
ちなみに、公式サイトには、以下のように書かれています
※フリクションは消せる筆記具です。証書類・宛名など消えてはいけないものには使用しないでください。
- 引用元:PILOT公式サイト
URL:http://www.pilot.co.jp/
その他の注意事項も公式サイトに以下のように書かれています。
※専用ラバーでこすると色が消えます。
※証書類・宛名など消えてはいけないものには使用しないでください。
※直射日光の当たる場所や、高温になる場所に置かないでください。60℃以上になるとインキが無色になります。
※-10℃前後になると消去した筆跡が戻る場合があります。
※紙以外への筆記には使用しないでください。
※感熱紙など紙の種類や、印刷物の特性によっては消去に不向きな場合があります。
※消去用ラバーに汚れがついたまま擦ると、紙面が汚れます。ふき取るなど汚れを落としてからお使いください。
- 引用元:PILOT公式サイト
URL:http://www.pilot.co.jp/
私が感じた書き方のコツ!
個人的には、スラスラかける0.7ミリが気に入っています。
0.5ミリは、細い字を書きたいときに利用しています。
好みがあるので、とりあえず、好きな芯の太さを一度使って、それからお好みの芯の太さを決めればよいと思います。
私が感じた書き方のコツ!
0.7ミリタイプ
私的な感想ですが、0.7ミリは、どのように書こうが、スムーズに書けました。書き心地が、やわらかいので、これなら長時間使っても疲れない気がしました。
その分やや線が太いです。
0.5ミリタイプ
個人的な感想ですが、0.5ミリは、人によっては書き味が若干硬く感じる場合もあるかもしれません。
そんなときは、少し力を抜いてゆっくりと書いてみてください。
書き心地が、かなりよくなると思います。
私は、どちらかというと、筆圧が強い方なので、最初0.5ミリで書いたときは、ちょっと引っかかる印象を受けて、私には、0.7ミリの一択だなと思ったのですが、少し力を抜いて書いてみると、快適に書けるようになり、今は、0.5ミリと0.7ミリ両方使っています。
また、一般的なボールペン全般に言えることだと思いますが、硬い机の上に1枚の紙を載せて、その紙に文字を書くより、下にある程度厚みのあるやわらかいものがあった方が、書き心地がよいです。例えば、ノートに文字を書いたりすることなどに適していると思いました!