2019年9月現在において、私のパソコンは未だに、2台ともOSが、windows7です。
使いやすいせいもあり、windows7のサポートが切れる2020年1月14日ギリギリまで、使おうと思っていました。
※ちなみに、この記事を書いているのは、2019年9月10日です。
ノートパソコンの方は、windows10の無償アップグレードの期間が終わっていますので、OSだけを購入してアップグレード。
デスクトップパソコンは、購入してから、もう12年くらい経つのでさすがに、新しく購入しようと考えていたのですが・・・
それにしても残念なのは、
Windows 10の無償アップグレードが、2016年7月29日で終了していることです。
本当は、無償アップグレードでwindows10にアップグレードしておきたかったのですが、
その当時は、まだ、ソフトの互換性の問題も有り、windows10にアップグレードしませんでした。
しかし、ここにきて意外なことがわかりました。
windows10の無償アップグレードの期限が過ぎても、依然として無償でアップグレードできる可能性があるということです。
実際、私は、2019年の9月8日にノートパソコンをwindows10に無償アップグレードできました。
今回の記事の内容
1、windows10の無償アップグレード期限が過ぎてもアップグレードが可能な場合がある!
2、無償期間中にwindows10にアップグレードしていなくても現在でも無償でアップグレードできる可能性がある
3、今回私が、無償アップグレードしたノートパソコンのスペック
4、期限後に無償アップグレードする前に必要な準備!
5、現在もwindows10に無償アップグレードできるか試す方法
実際に、windows10にアップグレードした手順を公開しています。
6、windows10にアップグレードした後の必要最低限の知識!?
について書いてみました。
目次
windows10の無償アップグレード期限が過ぎてもアップグレードが可能な場合がある!
先ほども書きましたが、私は、2019年の9月8日にノートパソコンをwindows10に無償アップグレードできました。
調べてみると、無償アップグレード期限が過ぎてもwindows10にアップグレードできる条件は以下のようになるようです!
●無償アップグレード期間中に1度でもwindows10にアップグレードしたことがあるパソコン。
※windows10にアップグレードしてから、OSを以前のOSに戻しても問題ありません。
とにかく、無償期間中に1度でもアップグレードしてればよいということです。
上記に該当する方は、アップグレードしてから、やはり気が変わって、例えば、OSをwindows7に戻した場合でも問題ありません。
無償アップグレード期限が過ぎてもwindows10に再度アップグレードすることが可能です!
ただし、アップグレードできるOSは、windows7、8.1のみです。
※もちろん、過去に無償アップグレードしたパソコンを買い替えて変更した人は、該当しません。
では、無償アップグレード期間中にOSをwindows10にアップグレードしていない人は、期限が切れたら、OSを無償でwindows10にアップグレードできないのか?
というと実は、そうとも言えないのです。
無償期間中にwindows10にアップグレードしていなくても現在でも無償でアップグレードできる可能性がある
ここで興味深いことがあります!
それは、無償アップグレード期間中に完全にOSをwindows10にアップグレードしていなくても、無償アップグレード期限後に、無償でアップグレードできる可能性があるということです。
実は、私も無償アップグレード期間中にOSをwindows10にしたことがありませんでしたが、問題なく2019年9月にOSを無償でアップグレードできました。
これは、推測ですが、windows10の無償アップグレード期間中のアップグレード作業は、バックグラウンドで行われていました。
つまり、自分が積極的にOSをアップグレードしようとしなくても、自動的にwindows10が、インストール可能状態まで到達していた可能性があります。
実際、今、数年前のことを思い出してみると、私の2つのパソコンともに「windows10のインストールの準備が出来ました」というようなメッセージを見た記憶があります。
私は、そこで、キャンセルしたので、OSは、windows7のままでした。
これは、今、考えると、とてもありがたいことだと思います。
どこまでの状態で、無償アップグレードの期限が切れても、OSをwindows10に無償でアップグレードできるかは、正直わかりません。
そのため、一番いいのは、期限が切れた現在(2019年9月)でも自分のPCに無償アップグレードの資格があるのか?実際に試してみることだと思います!
もし残念ながら無償アップグレードの資格がなかった場合は、それまでの作業がキャンセルされるだけですので特に問題は、ないはずです。
次章では、今回、実際に、無償アップグレードに挑戦したパソコンのスペックを書いておきます。
今回私が、無償アップグレードしたノートパソコンのスペック
パソコンの仕様とスペックについて
メーカー:NEC
種別:ノートパソコン
品番:PC-LL750HS1KSG
OS:windows7 64bit
CPU:core i7 3610QM 2.30GHz
メモリ:8GB
windows10のメーカーサポート:対象外商品
セキュリティソフト:ESET INTERNET SECURITY バージョン12
調べてみると、私のノートパソコンは、windows10へのアップグレードに関してメーカーのサポート対象外でした。
しかし、このまま、まだ使えるノートパソコンを眠らせておくのは、惜しいのでダメモトで挑戦してみることにしました。
もちろん、サポート対象外なので、不具合があってもすべて自己責任になります。それは、承知の上で行いました。
次章では、アップグレードする前に必要な準備について書いています。
期限後に無償アップグレードする前に必要な準備!
まず、再確認ですが、無償アップグレード期限が過ぎて、無償アップグレードできるPCのOSは、基本的に、windows7、8.1のみになります。
まず、そこを再確認して、以下のことは、必ず実行したほうがいいです!
また、windows10への無償アップグレードは、自己責任で行ってください!
無償アップグレード前に必要な準備項目!
1、windows10の動作条件の確認!
これに関しては、現在、よほど低いスペックのPCを使っていない限りまず問題ないと思います。というのは、windows10の動作環境は、windows7、8.1とほぼ変わらないからです。
主な動作条件は以下のようになっています。
プロセッサ(CPU) | 1 ギガヘルツ (Ghz)以上のプロセッサまたは システム・オン・チップ(SoC) |
メモリ(RAM) | 32 ビット版、64 ビット版ともに 2 GB以上 |
ストレージ容量 | 32 ビット版 OS では 16 GB以上の空き容量、 64 ビット版 OS では 32 GB以上の空き容量 |
2、メーカーのサポート対象商品かを確認する
これが、意外と見落としがちです。私もアップグレードする寸前まで知りませんでした。
無償アップグレード期間中に、PCのタスクバーに「アップグレードの条件を満たしています」というような表示が出ていたので、何の問題もなくwindows10にアップグレードできると信じ込んでいました。
しかし、調べてみると私のPCは、windows10のアップグレードに関して、メーカーのサポート対象外でした。
メーカーのホームページにもサポート対象外の商品については、
「Windows 10へのアップグレードを行わずにそのままご利用いただくことを強くおすすめします。」
と書かれていました。
「 windows10 サポート対象商品 ●●● 」
「 windows10 アップグレード対象製品 ●●● 」
などで検索すると自分のPCがサポート対象商品なのか対象外なのかがわかります。
●●●には、自分が持っているPCのメーカー名を入れてみてください。
結局、
私のノートパソコンは、アップグレードのサポート対象外商品でしたが、自己責任でダメモトでwindows10にアップグレードしてみました。
また、自作パソコンやBTOパソコン等については、基本的にメーカーがありませんので、アップグレードしてみないと、不具合が出るかどうか?わからないということになります。
ただ、色々調べてみるとメーカー製のパソコンより不具合が出る可能性が低いという報告が多いです。
どちらにしろ自己責任で行う必要があるということです!
3、バックアップとリカバリーディスクを作る
windows10にうまくアップグレードできて不具合が出なければ、申し分ありませんが、アップグレード後に運悪く、不具合が出てしまった場合は、元に戻せる準備をしておくことが大事です。
●メーカー製のパソコンでOSのディスクが付属していない場合
アップグレードが失敗しても元に戻せるようにリカバリーディスクを作成しておきましょう。
リカバリーディスクの作成の仕方は、各メーカーの説明書に書いてあります。
ちなみにNECでは、「再セットアップディスク」と呼ばれています。メーカーによって呼称が違う場合があります。
●OSのディスクが付属されている場合。
BTOパソコンや、自作パソコンの場合は、OSのディスクが付属していることが多いです。
その場合は、そのOSのディスクで元に戻すことができます。
その他にも大事なファイルやフォルダが、もし消えても問題ないように、バックアップを必ず取るようにしてください。
アップグレードする前にもうひとつ大事なこと
これは、意外と盲点なので、忘れずに書いておきます!
windows10にアップグレードする場合、以下の3つパターンが考えられます。
1、windows10への無償アップグレードの資格がない場合
そのまま途中でキャンセルすれば、いいと思います。
2、無償アップグレードの資格はあるが、途中でエラーになりアップグレードできない場合。もしくは、アップグレード後に不具合が出る場合。
残念ですが、そういう報告もあります。以前のOSに戻しましょう。
1~2は、なんとかなると思います。しかし、私が戸惑ったのは、3です(笑)
3、windows10のアップグレードに成功したが、操作の仕方がわからない
windows7からいきなり10へアップグレードすると、操作の仕方が、違うので、私は、かなり戸惑いました。
そして、私の場合、インターネットに接続できなくなりました。
理由は、以前まで、フレッツ接続ツールを使ってネットに接続していたのですが、windows10では、どうやらフレッツ接続ツールでは、ネットに接続できないようです。
私は、もう1台ネットに接続できるパソコンがあったので、そちらのパソコンでネットの接続の仕方を調べてネットに接続できるようになりましたが、
パソコンが1台しかない方は、その1台がネットに接続できないと、windows10の操作方法、設定の仕方を調べることが出来ません。
スマホがあれば、調べることができますが、画面が小さいので、やはり調べるのに時間がかかります。
そのため、アップグレードする前に以下のことは頭に入れておいたほうがいいと思います!
●windows10では、フレッツ接続ツールでネットに接続することができない
現在、フレッツ接続ツールでネット接続している方は、事前にwindows10でのインターネットの接続の仕方を調べて印刷しておいたほうがいいです!
●その他の方法でネット接続されている方も、windows10でのネットの接続方法を事前に調べておくことを強くおすすめします。
windows10は、windows7とネットの接続の仕方が違います。恐らく戸惑うと思います。
できれば、印刷しておいたほうが安心です!
windows10にアップグレード後、ネットに接続することが出来れば、わからないことを調べることが出来ます。
しかし、パソコンを1台しか所有していない方は、windows10の操作方法を調べることができません。
充分注意してください!
windows10にアップグレードしても以前に、グーグルクロームやファイヤーフォックスをインストールしていれば、アップグレード後もそのまま使えます。
インターネットエクスプローラーも利用できますが、タスクバーには、新しいブラウザであるEdgeが表示されて利用が可能です。
次章では、私が、実際にアップグレードした方法を書いておきます。
現在もwindows10に無償アップグレードできるか試す方法
もし、残念ながら無償アップグレードの資格がない場合は、途中で、プロダクトキーを入力する画面が表示されたり、途中から、先に進めなくなり、キャンセルしかできなくなるはずです。
色々な方のサイトを閲覧させていただいた感想を言えば、それぞれのPCによってアップグレード中に、表示されるメッセージには、若干、違いがあるということです。
また、残念ながら、アップグレードに失敗した方は、あらかじめ作っておいたリカバリーディスクなどで元のOSに戻すしかないです。
特に、メーカーサポート対象外のPCの場合は、やってみないとわからないというのが、現実です。
ネットで調べてみると、成功例もあれば、失敗例もありました。
アップグレードにかかる時間
ちなみに、Windows10へのアップグレードは、結構時間がかかります。
私は、4時間弱かかりました。
かかる時間は、PCのスペックやPCの環境によってかなり変わるようです。
5時間以上かかったという人も結構いるようですので、時間に余裕があるときに行ったほうがいいです!
アップグレード時の注意点
通常、有料のセキュリティソフトを利用している場合は、windowsの標準のセキュリティソフトをオフにしているはずですが、もしオンにしている場合は、アップグレード中に、
windows標準搭載のセキュリティソフトをアンインストールするように指示する画面が表示される場合があります。
具体的なソフトは、「Microsoft Security Essentials」の場合が多いです。
その場合
アンインストールが必要なソフトは、画面に白文字で表示されるようです。
その場合は、画面の「確認」をクリックしないで、
画面の指示に従ってソフトをアンインストールする必要があります。
その後、画面の指示通りに「情報の更新」をクリックすれば、次に進んでいきます。
「確認」をクリックするとそのまま続行され不具合が出る可能性があります!
※ちなみに、私は、アップグレード中に上記のような画面は表示されませんでした。
ここからは、一応、自己責任で行ってください!
では、実際にアップグレードの手順に入ります!
1、まず、windows10にアップグレードするために以下のサイトにアクセスします。
Windows 10 のダウンロードサイト
https://www.microsoft.com/ja-jp/software-download/windows10
2、ツールを今すぐダウンロードをクリックします。
3、「MediaCreationTool」がダウンロードされますので、それをクリックして起動させます。
すると以下のような画面が表示されます。表示されるまでに数分かかる場合があります。
4、次に以下のような画面が表示されますので、よく読んでから同意するをクリックします。
ちなみに拒否するをクリックするとアップグレードを中止します。
5、実行する操作を選んでくださいと表示されますので、基本的にアップグレードする方は、このPCを今すぐアップグレードするにチェックを入れて、次へをクリックします。
ここからは、しばらく自動で作業が進みます。
6、Windows10のダウンロードが始まります。
7、ダウンロードの検証が始まります。
8、Windows10のメディアの作成が始まります。
9、クリーンアップが始まります
10、更新プログラムのダウンロードが始まります
11、PCのチェックが始まります。
12、ライセンス条項に目を通して、同意するをクリックします
13、再び更新プログラムのインストールが始まります
14、インストールする準備ができましたと表示されますので、基本的には、このままインストールをクリックすればいいと思います。
そうすれば、今のPCの設定を保ったままWindows10のインストールが始まります。
ちなみに、私は、引き継ぐものを変更をクリックしないで、上記の画面でインストールをクリックしました。
もしここで引き継ぐものを変更をクリックすると以下のような画面が表示されます。
好きなものにチェックを入れて、次へをクリックします。
15、確か、引き継ぐものを変更をクリックすると、再び、インストール情報を再構築するため若干ですが、時間がかかったはずです。まあ、数分くらいだったと思います。
後は、再起動を何回か繰り返しながら、windows10がインストールされていきます。黙って画面を見ているだけです。
以上で、私の場合、何の問題もなくwindows10の無償アップグレードが終了しました。ちなみに、私の場合、3時間40分ほどかかりました。
アップグレード後の感想
とにかく最初は、操作に戸惑いました。
インターネットの接続の仕方がわかりませんでした(笑)
コントロールパネルを見つけるのにも苦労しました(笑)
パソコンのシャットダウンの仕方もわかりませんでした(笑)
しかし、以前より、パソコンの動作が速くなったような気がしました。
windows10のファイルやフォルダなどの表示が、windows7に比べてかなりシンプルなのが、速さの秘訣のような気がします。
windows10にアップグレードした後の必要最低限の知識!?
●インターネットへの接続方法
1、まず、タスクバーにあるスタートボタンをクリックします。
※下の図の赤枠部分をクリック
2、次に、新しく開いたメニューの設定ボタンをクリックします
3、Windowsの設定画面が開きますので、ネットワークとインターネットをクリックします
4、新しく開いた画面のダイヤルアップをクリックします。
このとき、私は、面倒なので簡単にアクセスできるように、ダイヤルアップの上で右クリックしてピン留めしています。スタートにピン留めするをクリック
こうしておけば、スタートボタンをクリックすれば、すぐにダイヤルアップの大きなアイコンが出てきますのですぐに、インターネットに接続できます。
5、話を元に戻します。ダイヤルアップをクリックするとダイヤルアップの画面がでますので、そこに自分がいつも使っている接続方法が表示されているはずです。
その接続方法をクリックします
6、接続をクリックします。するとインターネットに接続されます。
切断するときは、同じように上の図の電話のようなアイコン(赤枠部分)をクリックすると接続後には、切断という表示が出現しますのでそれをクリックします。
間違えて削除をクリックしないようにしてください。
7、先ほどダイヤルアップにピン留していると、スタートボタンをクリックすると以下のようにダイヤルアップのアイコンが表示されるようになります。
次からは、そのアイコンをクリックすれば、ダイヤルアップの画面にすぐに移動します。
これで何かわからないことがあってもネットで検索して調べることができます。
●シャットダウンの方法
実は、windows7に比べて10の場合は、若干手数がいります。
1、先ほどと同じようにタスクバーにあるスタートボタンをクリックします。
2、左側にある電源ボタンをクリックします。
3、するとシャットダウンという項目が表示されるのでクリックするとシャットダウンできます。
ちなみに、スタートボタンの上で右クリックして、シャットダウンまたは、サインアウトからもシャットダウンできます。
●ノートパソコンの場合、アップグレードするとマウスの設定がリセットされています
何か、違和感があるなと思ったら、外付けマウスを触っていなくても、PC内蔵のマウスパッドに手が触れると、マウスカーソルが移動します。つまり両方のマウスが有効になっています。
再設定することを推奨します。
ちなみに、
スタートボタンクリック→左側にある歯車のような形の設定ボタンをクリック
→デバイスをクリック→左側のメニューのマウスをクリック
→右側のその他のマウスオプションをクリック→USB接続時の動作のタブをクリック
→自動的にNXパッド操作を無効にするにチェックを入れる
→適用をクリック→OKをクリック
これで、動きが正常に戻ると思います。
まあ、なんにしても、やはりOSのアップグレードは、結構、いやかなり疲れました(笑)
アップグレード中は、不具合が、出ないか、かなり緊張しました。
後は、操作に慣れるだけですが、windows7があまりにも使いやすかったので、少し時間がかかりそうです。