テニスのグランドスラムには、4つの国際大会があり、それが、全豪オープン、全仏オープン、ウィンブルドン選手権、全米オープンです。
このたび、大阪なおみ選手が、なんとグランドスラムで、2大会連続優勝という快挙を成し遂げました。
それに加えて、日本人としてグランドスラム初優勝、そしてアジア勢として史上初の世界ランキング1位も獲得しました。
というわけで、今回の記事では、テニスの女子シングルスにおいて、グランドスラム(4大大会)では、どの選手が多く優勝しているか?、どこの国の選手が多く優勝しているか?について調べてみました。
4大会は、どれも歴史のある大会のため、初期の頃の大会になると今から100年ほど前になります。
そのため、開催当時は、ほぼ開催国の選手からしか優勝者が出ていません。
それだと、比較する際にどうしても開催国が有利になってしまいがちなので、
今回の記事では、プロ選手の参加が認められてオープン化された以降の記録にもとづいてランキングを行っています。
今回の記事の主な内容
1、全豪オープン女子シングルス
●最近20年間の優勝者・準優勝者の一覧
●優勝回数の多い選手のランキング
●優勝選手の多い国別ランキング
2、全仏オープン女子シングルス
●最近20年間の優勝者・準優勝者の一覧
●優勝回数の多い選手のランキング
●優勝選手の多い国別ランキング
3、ウィンブルドン選手権女子シングルス
●最近20年間の優勝者・準優勝者の一覧
●優勝回数の多い選手のランキング
●優勝選手の多い国別ランキング
4、グランドスラム(国際4大会)での女子シングルスの総合成績
●4大会で優勝回数の多い選手のランキング
●4大会で優勝選手の多い国別ランキング
●日本人のグランドスラムでのベスト8以上の成績について
全豪オープン女子シングルス
基本的に毎年、1月後半に開催されます。
第1回大会は、1922年に開催(男子は、1905年から開催)
現在の開催地は、オーストラリアのメルボルン
1969年よりプロ選手の出場を解禁するオープン化制度のもとで開催されることになり、この年から大会名が、全豪オープンの名称になりました。
全豪オープン女子シングルス
最近20年間の年度別優勝・準優勝選手の一覧
年度 | 優勝 | 国籍 | 準優勝 | 国籍 |
2019年 | 大阪なおみ | 日本 | ペトラ・クビトバ | チェコ |
2018年 | キャロライン・ウォズニアッキ | デンマーク | シモナ・ハレプ | ルーマニア |
2017年 | セリーナ・ウィリアムズ | アメリカ | ビーナス・ウィリアムズ | アメリカ |
2016年 | アンゲリク・ケルバー | ドイツ | セリーナ・ウィリアムズ | アメリカ |
2015年 | セリーナ・ウィリアムズ | アメリカ | マリア・シャラポワ | ロシア |
2014年 | 李娜 | 中国 | ドミニカ・チブルコバ | スロバキア |
2013年 | ビクトリア・アザレンカ | ベラルーシ | 李娜 | 中国 |
2012年 | ビクトリア・アザレンカ | ベラルーシ | マリア・シャラポワ | ロシア |
2011年 | キム・クライシュテルス | ベルギー | 李娜 | 中国 |
2010年 | セリーナ・ウィリアムズ | アメリカ | ジュスティーヌ・エナン | ベルギー |
2009年 | セリーナ・ウィリアムズ | アメリカ | ディナラ・サフィナ | ロシア |
2008年 | マリア・シャラポワ | ロシア | アナ・イバノビッチ | セルビア |
2007年 | セリーナ・ウィリアムズ | アメリカ | マリア・シャラポワ | ロシア |
2006年 | アメリ・モレスモ | フランス | ジュスティーヌ・エナン=アーデン | ベルギー |
2005年 | セリーナ・ウィリアムズ | アメリカ | リンゼイ・ダベンポート | アメリカ |
2004年 | ジュスティーヌ・エナン=アーデン | ベルギー | キム・クライシュテルス | ベルギー |
2003年 | セリーナ・ウィリアムズ | アメリカ | ビーナス・ウィリアムズ | アメリカ |
2002年 | ジェニファー・カプリアティ | アメリカ | マルチナ・ヒンギス | スイス |
2001年 | ジェニファー・カプリアティ | アメリカ | マルチナ・ヒンギス | スイス |
2000年 | リンゼイ・ダベンポート | アメリカ | マルチナ・ヒンギス | スイス |
全豪オープン女子シングルス
優勝回数の多い選手ランキング!
名称が全豪オープンになった1969年から2019年度までの優勝回数を調べています。
その理由は、全豪オープンの前身である大会では、プロ選手の出場が認められていなかったことと、今から100年ほど前の当時の大会では、他国の参加選手がほとんどいなかったことです。
選手名 | 国籍 | 優勝回数 |
セリーナ・ウィリアムズ (身長175センチ) |
アメリカ | 7 |
イボンヌ・グーラゴング・コーリー (身長168センチ) |
オーストラリア | 6 |
マーガレット・スミス・コート (身長175センチ) |
オーストラリア | 4 |
シュテフィ・グラフ (身長175センチ) |
西ドイツ・ドイツ | 4 |
モニカ・セレシュ (身長179センチ) |
ユーゴスラビア・ アメリカ |
4 |
マルチナ・ナブラチロワ (身長173センチ) |
アメリカ | 3 |
マルチナ・ヒンギス (身長170センチ) |
スイス | 3 |
ジェニファー・カプリアティ (身長170センチ) |
アメリカ | 3 |
ハナ・マンドリコワ (身長173センチ) |
チェコスロバキア | 2 |
クリス・エバート・ロイド (身長168センチ) |
アメリカ | 2 |
ケリー・レイド (身長167センチ) |
オーストラリア | 1 |
クリス・オニール (身長 不明) |
オーストラリア | 1 |
バージニア・ウェード (身長170センチ) |
イギリス | 1 |
バーバラ・ジョーダン (身長165センチ) |
アメリカ | 1 |
マリー・ピエルス (身長178センチ) |
フランス | 1 |
リンゼイ・ダベンポート (身長189センチ) |
アメリカ | 1 |
ジュスティーヌ・エナン=アーデン (身長167センチ) |
ベルギー | 1 |
アメリ・モレスモ (身長175センチ) |
フランス | 1 |
マリア・シャラポワ (身長188センチ) |
ロシア | 1 |
キム・クライシュテルス (身長175センチ) |
ベルギー | 1 |
ビクトリア・アザレンカ (身長183センチ) |
ベラルーシ | 1 |
李娜 (身長172センチ) |
中国 | 1 |
アンゲリク・ケルバー (身長173センチ) |
ドイツ | 1 |
キャロライン・ウォズニアッキ (身長177センチ) |
デンマーク | 1 |
大坂なおみ (身長180センチ) |
日本 | 1 |
※国籍の欄に複数の国が表示されている選手は、2つ以上の国籍で優勝したということです。
※優勝回数が同じ場合は、先に優勝している選手を上から表示しています。
全豪オープン女子シングルス
優勝回数の多い国別ランキング!
※名称が全豪オープンになった1969年から2019年度においての優勝回数を調べています。
この記事を書いている時点(2019年2月)でのランキングです。
国名 | 優勝回数 |
アメリカ | 18 |
オーストラリア | 12 |
西ドイツ | 3 |
ユーゴスラビア | 3 |
スイス | 3 |
チェコスロバキア | 2 |
ドイツ | 2 |
フランス | 2 |
ベルギー | 2 |
ベラルーシ | 1 |
イギリス | 1 |
ロシア | 1 |
中国 | 1 |
デンマーク | 1 |
日本 | 1 |
※国名は、優勝当時の国名です。
全仏オープン女子シングルス
基本的に、毎年、5月~6月にかけて開催されます。
開催地は、フランスのパリ
第1回大会は、1897年に開催されています(男子は、1891年より開催)
1924年までは、出場資格がフランス人だけでした。翌年から国際大会になります。
1968年からプロ選手の出場が認められてオープン化
全仏オープン女子シングルス
最近20年間の年度別優勝・準優勝選手の一覧
年度 | 優勝 | 国籍 | 準優勝 | 国籍 |
2019 | アシュリー・バーティ | オーストラリア | マルケタ・ボンドロウソバ | チェコ |
2018 | シモナ・ハレプ | ルーマニア | スローン・スティーブンス | アメリカ |
2017 | エレナ・オスタペンコ | ラトビア | シモナ・ハレプ | ルーマニア |
2016 | ガルビネ・ムグルサ | スペイン | セリーナ・ウィリアムズ | アメリカ |
2015 | セリーナ・ウィリアムズ | アメリカ | ルーシー・サファロバ | チェコ |
2014 | マリア・シャラポワ | ロシア | シモナ・ハレプ | ルーマニア |
2013 | セリーナ・ウィリアムズ | アメリカ | マリア・シャラポワ | ロシア |
2012 | マリア・シャラポワ | ロシア | サラ・エラニ | イタリア |
2011 | 李娜 | 中国 | フランチェスカ・スキアボーネ | イタリア |
2010 | フランチェスカ・スキアボーネ | イタリア | サマンサ・ストーサー | オーストラリア |
2009 | スベトラーナ・クズネツォワ | ロシア | ディナラ・サフィナ | ロシア |
2008 | アナ・イバノビッチ | セルビア | ディナラ・サフィナ | ロシア |
2007 | ジュスティーヌ・エナン | ベルギー | アナ・イバノビッチ | セルビア |
2006 | ジュスティーヌ・エナン=アーデン | ベルギー | スベトラーナ・クズネツォワ | ロシア |
2005 | ジュスティーヌ・エナン=アーデン | ベルギー | マリー・ピエルス | フランス |
2004 | アナスタシア・ミスキナ | ロシア | エレーナ・デメンチェワ | ロシア |
2003 | ジュスティーヌ・エナン=アーデン | ベルギー | キム・クライシュテルス | ベルギー |
2002 | セリーナ・ウィリアムズ | アメリカ | ビーナス・ウィリアムズ | アメリカ |
2001 | ジェニファー・カプリアティ | アメリカ | キム・クライシュテルス | ベルギー |
2000 | マリー・ピエルス | フランス | コンチタ・マルティネス | スペイン |
1999 | シュテフィ・グラフ | ドイツ | マルチナ・ヒンギス | スイス |
全仏オープン女子シングルス
優勝回数の多い選手ランキング!
※オープン化された1968年から2018年までの記録です。
選手名 | 国籍 | 優勝回数 |
クリス・エバート (身長168センチ) |
アメリカ | 7 |
シュテフィ・グラフ (身長176センチ) |
西ドイツ・ドイツ | 6 |
ジュスティーヌ・エナン (身長167センチ) |
ベルギー | 4 |
マーガレット・スミス・コート (身長175センチ) |
オーストラリア | 3 |
アランチャ・サンチェス・ビカリオ (身長169センチ) |
スペイン | 3 |
モニカ・セレシュ (身長178センチ) |
ユーゴスラビア | 3 |
セリーナ・ウィリアムズ (身長175センチ) |
アメリカ | 3 |
マルチナ・ナブラチロワ (身長173センチ) |
アメリカ | 2 |
マリア・シャラポワ (身長188センチ) |
ロシア | 2 |
ナンシー・リッチー (身長160センチ) |
アメリカ | 1 |
イボンヌ・グーラゴング (身長168センチ) |
オーストラリア | 1 |
ビリー・ジーン・キング (身長164センチ) |
アメリカ | 1 |
スー・バーカー (身長165センチ) |
イギリス | 1 |
ミマ・ヤウソベッツ (身長160センチ) |
ユーゴスラビア | 1 |
バージニア・ルジッチ (身長173センチ) |
ルーマニア | 1 |
ハナ・マンドリコワ (身長173センチ) |
チェコスロバキア | 1 |
イバ・マヨリ (身長175センチ) |
クロアチア | 1 |
マリー・ピエルス (身長178センチ) |
フランス | 1 |
ジェニファー・カプリアティ (身長170センチ) |
アメリカ | 1 |
アナスタシア・ミスキナ (身長174センチ) |
ロシア | 1 |
アナ・イバノビッチ (身長184センチ) |
セルビア | 1 |
スベトラーナ・クズネツォワ (身長センチ) |
ロシア | 1 |
フランチェスカ・スキアボーネ (身長174センチ) |
イタリア | 1 |
李娜 (身長172センチ) |
中国 | 1 |
ガルビネ・ムグルサ (身長182センチ) |
スペイン | 1 |
エレナ・オスタペンコ (身長177センチ) |
ラトビア | 1 |
シモナ・ハレプ (身長168センチ) |
ルーマニア | 1 |
アシュリー・バーティ (身長166センチ) |
オーストラリア | 1 |
※国籍の欄に複数の国が表示されている選手は、2つ以上の国籍で優勝したということです。
※優勝回数が同じ場合は、先に優勝している選手を上から表示しています。
全仏オープン女子シングルス
優勝選手の多い国別ランキング
※オープン化された1968年から2018年までの記録です。
国名 | 優勝回数 |
アメリカ | 15 |
オーストラリア | 5 |
ドイツ | 4 |
ベルギー | 4 |
ユーゴスラビア | 4 |
ロシア | 4 |
ルーマニア | 2 |
西ドイツ | 2 |
イギリス | 1 |
チェコスロバキア | 1 |
クロアチア | 1 |
フランス | 1 |
セルビア | 1 |
イタリア | 1 |
中国 | 1 |
ラトビア | 1 |
※国名は、優勝した当時のものです。そのため現在は、国名が違う国も有ります。
ウィンブルドン選手権女子シングルス
便宜上、日本では全英オープンと呼ばれることもあります。
基本的に毎年、6月~7月にかけて開催されます。
開催地は、イギリスのロンドン
第1回の開催は、1884年(男子は、1877年より開催)
1968年からプロ選手の参加が認められオープン化しています。
ウィンブルドン選手権でも1968年以降の記録やランキングを紹介しています。
ウィンブルドン選手権女子シングルス
最近20年間の年度別優勝・準優勝選手の一覧
年度 | 優勝 | 国籍 | 準優勝 | 国籍 |
2019 | シモナ・ハレプ | ルーマニア | セリーナ・ウィリアムズ | アメリカ |
2018 | アンゲリク・ケルバー | ドイツ | セリーナ・ウィリアムズ | アメリカ |
2017 | ガルビネ・ムグルサ | スペイン | ビーナス・ウィリアムズ | アメリカ |
2016 | セリーナ・ウィリアムズ | アメリカ | アンゲリク・ケルバー | ドイツ |
2015 | セリーナ・ウィリアムズ | アメリカ | ガルビネ・ムグルサ | スペイン |
2014 | ペトラ・クビトバ | チェコ | ウージニー・ブシャール | カナダ |
2013 | マリオン・バルトリ | フランス | ザビーネ・リシキ | ドイツ |
2012 | セリーナ・ウィリアムズ | アメリカ | アグニエシュカ・ラドワンスカ | ポーランド |
2011 | ペトラ・クビトバ | チェコ | マリア・シャラポワ | ロシア |
2010 | セリーナ・ウィリアムズ | アメリカ | ベラ・ズボナレワ | ロシア |
2009 | セリーナ・ウィリアムズ | アメリカ | ビーナス・ウィリアムズ | アメリカ |
2008 | ビーナス・ウィリアムズ | アメリカ | セリーナ・ウィリアムズ | アメリカ |
2007 | ビーナス・ウィリアムズ | アメリカ | マリオン・バルトリ | フランス |
2006 | アメリ・モレスモ | フランス | ジュスティーヌ・エナン=アーデン | ベルギー |
2005 | ビーナス・ウィリアムズ | アメリカ | リンゼイ・ダベンポート | アメリカ |
2004 | マリア・シャラポワ | ロシア | セリーナ・ウィリアムズ | アメリカ |
2003 | セリーナ・ウィリアムズ | アメリカ | ビーナス・ウィリアムズ | アメリカ |
2002 | セリーナ・ウィリアムズ | アメリカ | ビーナス・ウィリアムズ | アメリカ |
2001 | ビーナス・ウィリアムズ | アメリカ | ジュスティーヌ・エナン | ベルギー |
2000 | ビーナス・ウィリアムズ | アメリカ | リンゼイ・ダベンポート | アメリカ |
1999 | リンゼイ・ダベンポート | アメリカ | シュテフィ・グラフ | ドイツ |
ウィンブルドン選手権女子シングルス
優勝回数の多い選手ランキング
オープン化(プロの参加が認められた)された1968年以降の記録です
選手名 | 国籍 | 優勝回数 |
マルチナ・ナブラチロワ (身長173センチ) |
チェコスロバキア(2)アメリカ(7) | 9 |
シュテフィ・グラフ (身長176センチ) |
西ドイツ(2)ドイツ(5) | 7 |
セリーナ・ウィリアムズ (身長175センチ) |
アメリカ | 7 |
ビーナス・ウィリアムズ (身長185センチ) |
アメリカ | 5 |
ビリー・ジーン・キング (身長164センチ) |
アメリカ | 4 |
クリス・エバート (身長168センチ) |
アメリカ | 3 |
イボンヌ・グーラゴング (身長168センチ) |
オーストラリア | 2 |
ペトラ・クビトバ (身長183センチ) |
チェコ | 2 |
アン・ヘイドン=ジョーンズ (身長 不明) |
イギリス | 1 |
マーガレット・スミス・コート (身長175センチ) |
オーストラリア | 1 |
バージニア・ウェード (身長170センチ) |
イギリス | 1 |
コンチタ・マルチネス (身長173センチ) |
スペイン | 1 |
マルチナ・ヒンギス (身長170センチ) |
スイス | 1 |
ヤナ・ノボトナ (身長175センチ) |
チェコ | 1 |
リンゼイ・ダベンポート (身長189センチ) |
アメリカ | 1 |
マリア・シャラポワ (身長188センチ) |
ロシア | 1 |
アメリ・モレスモ (身長175センチ) |
フランス | 1 |
マリオン・バルトリ (身長171センチ) |
フランス | 1 |
ガルビネ・ムグルサ (身長182センチ) |
スペイン | 1 |
アンゲリク・ケルバー (身長173センチ) |
ドイツ | 1 |
シモナ・ハレプ (身長168センチ) |
ルーマニア | 1 |
※国籍の欄に複数の国が表示されている選手は、2つ以上の国籍で優勝したということです。
※優勝回数が同じ場合は、先に優勝している選手を上から表示しています。
ウィンブルドン選手権女子シングルス
優勝選手の多い国別ランキング
オープン化(プロの参加が認められた)された1968年以降の記録です
国名 | 優勝回数 |
アメリカ | 27 |
ドイツ | 6 |
オーストラリア | 3 |
チェコ | 3 |
イギリス | 2 |
チェコスロバキア | 2 |
西ドイツ | 2 |
スペイン | 2 |
フランス | 2 |
スイス | 1 |
ロシア | 1 |
ルーマニア | 1 |
※国名は、優勝した当時のものです。そのため現在は、国名が違う国も有ります。
全米オープン女子シングルス
基本的に、毎年、8月~9月にかけて開催されます。
開催地は、アメリカのニューヨーク
第1回は、1887年に開催(男子は、1881年より開催)
1968年からプロ選手の参加が認められてオープン化される。
興味深いのは、1968年と1969年だけ年に2度大会が実施されています。
そのため、この2年間は、優勝選手が2人ずついます(合計4人)
ただし、全米オープンの正式な記録として認められるのは、本大会のみのようです。
全米オープン女子シングルス
最近20年間の年度別優勝・準優勝選手の一覧
年度 | 優勝 | 国籍 | 準優勝 | 国籍 |
2019 | ビアンカ・アンドレースク | カナダ | セリーナ・ウィリアムズ | アメリカ |
2018 | 大坂なおみ | 日本 | セリーナ・ウィリアムズ | アメリカ |
2017 | スローン・スティーブンス | アメリカ | マディソン・キーズ | アメリカ |
2016 | アンゲリク・ケルバー | ドイツ | カロリナ・プリスコバ | チェコ |
2015 | フラビア・ペンネッタ | イタリア | ロベルタ・ビンチ | イタリア |
2014 | セリーナ・ウィリアムズ | アメリカ | キャロライン・ウォズニアッキ | デンマーク |
2013 | セリーナ・ウィリアムズ | アメリカ | ビクトリア・アザレンカ | ベラルーシ |
2012 | セリーナ・ウィリアムズ | アメリカ | ビクトリア・アザレンカ | ベラルーシ |
2011 | サマンサ・ストーサー | オーストラリア | セリーナ・ウィリアムズ | アメリカ |
2010 | キム・クライシュテルス | ベルギー | ベラ・ズボナレワ | ロシア |
2009 | キム・クライシュテルス | ベルギー | キャロライン・ウォズニアッキ | デンマーク |
2008 | セリーナ・ウィリアムズ | アメリカ | エレナ・ヤンコビッチ | セルビア |
2007 | ジュスティーヌ・エナン | ベルギー | スベトラーナ・クズネツォワ | ロシア |
2006 | マリア・シャラポワ | ロシア | ジュスティーヌ・エナン・アーデン | ベルギー |
2005 | キム・クライシュテルス | ベルギー | マリー・ピエルス | フランス |
2004 | スベトラーナ・クズネツォワ | ロシア | エレーナ・デメンチェワ | ロシア |
2003 | ジュスティーヌ・エナン=アーデン | ベルギー | キム・クライシュテルス | ベルギー |
2002 | セリーナ・ウィリアムズ | アメリカ | ビーナス・ウィリアムズ | アメリカ |
2001 | ビーナス・ウィリアムズ | アメリカ | セリーナ・ウィリアムズ | アメリカ |
2000 | ビーナス・ウィリアムズ | アメリカ | リンゼイ・ダベンポート | アメリカ |
1999 | セリーナ・ウィリアムズ | アメリカ | マルチナ・ヒンギス | スイス |
全米オープン女子シングルス
優勝回数の多い選手ランキング
オープン化(プロの参加が認められた)された1968年以降の記録です
選手名 | 国籍 | 優勝回数 |
クリス・エバート (身長168センチ) |
アメリカ | 6 |
セリーナ・ウィリアムズ (身長175センチ) |
アメリカ | 6 |
シュテフィ・グラフ (身長175センチ) |
西ドイツ(2)ドイツ(3) | 5 |
マルチナ・ナブラチロワ (身長173センチ) |
アメリカ | 4 |
マーガレット・スミス・コート (身長175センチ) |
オーストラリア | 3 |
ビリー・ジーン・キング (身長164センチ) |
アメリカ | 3 |
トレーシー・オースチン (身長165センチ) |
アメリカ | 2 |
モニカ・セレシュ (身長179センチ) |
ユーゴスラビア | 2 |
ビーナス・ウィリアムズ (身長185センチ) |
アメリカ | 2 |
ジュスティーヌ・エナン (身長167センチ) |
ベルギー | 2 |
キム・クライシュテルス (身長175センチ) |
ベルギー | 2 |
バージニア・ウェード (身長170センチ) |
イギリス | 1 |
ハナ・マンドリコワ (身長173センチ) |
チェコスロバキア | 1 |
ガブリエラ・サバティーニ (身長175センチ) |
アルゼンチン | 1 |
アランチャ・サンチェス・ビカリオ (身長169センチ) |
スペイン | 1 |
マルチナ・ヒンギス (身長170センチ) |
スイス | 1 |
リンゼイ・ダベンポート (身長189センチ) |
アメリカ | 1 |
スベトラーナ・クズネツォワ (身長174センチ) |
ロシア | 1 |
キム・クライシュテルス (身長175センチ) |
ベルギー | 1 |
マリア・シャラポワ (身長188センチ) |
ロシア | 1 |
サマンサ・ストーサー (身長172センチ) |
オーストラリア | 1 |
フラビア・ペンネッタ (身長172センチ) |
イタリア | 1 |
アンゲリク・ケルバー (身長173センチ) |
ドイツ | 1 |
スローン・スティーブンス (身長170センチ) |
アメリカ | 1 |
大坂なおみ (身長180センチ) |
日本 | 1 |
ビアンカ・アンドレースク (身長170センチ) |
カナダ | 1 |
※国籍の欄に複数の国が表示されている選手は、2つ以上の国籍で優勝したということです。
※優勝回数が同じ場合は、先に優勝している選手を上から表示しています。
全米オープン女子シングルス
優勝選手の多い国別ランキング
オープン化(プロの参加が認められた)された1968年以降の記録です
国名 | 優勝回数 |
アメリカ | 25 |
ベルギー | 5 |
オーストラリア | 4 |
ドイツ | 4 |
西ドイツ | 2 |
ユーゴスラビア | 2 |
ロシア | 2 |
イギリス | 1 |
チェコスロバキア | 1 |
アルゼンチン | 1 |
スペイン | 1 |
スイス | 1 |
イタリア | 1 |
日本 | 1 |
カナダ | 1 |
※国名は、優勝した当時のものです。そのため現在は、国名が違う国も有ります。
グランドスラム(4大会)の女子シングルスの総合成績ランキング
グランドスラム女子シングルス
優勝回数の多い選手ランキング
オープン化(プロの参加が認められた)された以降の記録です
選手名 | 国籍 | 優勝回数 | |
1 | セリーナ・ウィリアムズ (身長175センチ) |
アメリカ | 23 |
2 | シュテフィ・グラフ (身長175センチ) |
西ドイツ ・ドイツ(現) |
22 |
3 | マルチナ・ナブラチロワ (身長173センチ) |
チェコスロバキア ・アメリカ(現) |
18 |
3 | クリス・エバート (身長168センチ) |
アメリカ | 18 |
4 | マーガレット・スミス・コート (身長175センチ) |
オーストラリア | 11 |
5 | イボンヌ・グーラゴング (身長168センチ) |
オーストラリア | 9 |
5 | モニカ・セレシュ (身長179センチ) |
ユーゴスラビア ・アメリカ(現) |
9 |
6 | ビリー・ジーン・キング (身長164センチ) |
アメリカ | 8 |
7 | ジュスティーヌ・エナン (身長167センチ) |
ベルギー | 7 |
7 | ビーナス・ウィリアムズ (身長185センチ) |
アメリカ | 7 |
8 | マリア・シャラポワ (身長188センチ) |
ロシア | 5 |
8 | マルチナ・ヒンギス (身長170センチ) |
スイス | 5 |
9 | ハナ・マンドリコワ (身長173センチ) |
チェコスロバキア | 4 |
9 | キム・クライシュテルス (身長175センチ) |
ベルギー | 4 |
9 | アランチャ・サンチェス・ビカリオ (身長169センチ) |
スペイン | 4 |
10 | ジェニファー・カプリアティ (身長170センチ) |
アメリカ | 3 |
10 | リンゼイ・ダベンポート (身長189センチ) |
アメリカ | 3 |
10 | アンゲリク・ケルバー (身長173センチ) |
ドイツ | 3 |
11 | マリー・ピエルス (身長178センチ) |
フランス | 2 |
11 | アメリ・モレスモ (身長175センチ) |
フランス | 2 |
11 | 李娜 (身長172センチ) |
中国 | 2 |
11 | 大坂なおみ (身長180センチ) |
日本 | 2 |
11 | スベトラーナ・クズネツォワ (身長センチ) |
ロシア | 2 |
11 | ガルビネ・ムグルサ (身長182センチ) |
スペイン | 2 |
11 | ペトラ・クビトバ (身長183センチ) |
チェコ | 2 |
11 | バージニア・ウェード (身長170センチ) |
イギリス | 2 |
11 | トレーシー・オースチン (身長165センチ) |
アメリカ | 2 |
11 | シモナ・ハレプ (身長168センチ) |
ルーマニア | 2 |
※(現)は、現在の国籍です。
その他にグランドスラムで優勝を1回している選手が、以下の26人です。
●ケリー・レイド(オーストラリア)●クリス・オニール(オーストラリア)、
●バージニア・ウェード(イギリス)●バーバラ・ジョーダン(アメリカ)、
●ビクトリア・アザレンカ(ベラルーシ)●キャロライン・ウォズニアッキ(デンマーク)、
●ナンシー・リッチー(アメリカ)●スー・バーカー(イギリス)、
●ミマ・ヤウソベッツ(ユーゴスラビア)●バージニア・ルジッチ(ルーマニア)、
●イバ・マヨリ(クロアチア)●ジェニファー・カプリアティ(アメリカ)、
●アナスタシア・ミスキナ(ロシア)●アナ・イバノビッチ(セルビア)、
●フランチェスカ・スキアボーネ(イタリア)●エレナ・オスタペンコ(ラトビア)、
●アン・ヘイドン=ジョーンズ(イギリス)、
●コンチタ・マルチネス(スペイン)●ヤナ・ノボトナ(チェコ)、
●マリオン・バルトリ(フランス)●ガブリエラ・サバティーニ(アルゼンチン)、
●サマンサ・ストーサー(オーストラリア)●フラビア・ペンネッタ(イタリア)、
●スローン・スティーブンス(アメリカ)●アシュリー・バーティ(オーストラリア)
●ビアンカ・アンドレースク(カナダ)
合計52名の選手が、オープン化されてから、グランドスラムで優勝を1回以上していることになります。
※この記事を書いている時点(2019年9月現在)
グランドスラム女子シングルス
優勝選手の多い国別ランキング
オープン化(プロの参加が認められた)以降の記録です
国名 | 優勝回数 | |
1 | アメリカ | 85 |
2 | オーストラリア | 24 |
3 | ドイツ | 16 |
4 | ベルギー | 11 |
5 | 西ドイツ | 9 |
5 | ユーゴスラビア | 9 |
6 | ロシア | 8 |
7 | スペイン | 7 |
8 | チェコスロバキア | 6 |
9 | スイス | 5 |
9 | フランス | 5 |
9 | イギリス | 5 |
10 | チェコ | 3 |
10 | ルーマニア | 3 |
11 | 中国 | 2 |
11 | 日本 | 2 |
11 | イタリア | 2 |
12 | ベラルーシ | 1 |
12 | デンマーク | 1 |
12 | クロアチア | 1 |
12 | セルビア | 1 |
12 | ラトビア | 1 |
12 | アルゼンチン | 1 |
12 | カナダ | 1 |
ご覧のように24ヶ国の選手がグランドスラムで優勝しています。
※国名は、優勝当時のものです。
日本人選手のグランドスラム(国際4大会)での主な成績(女子シングルス)
オープン化されてからの主な日本人女子選手の成績です。
女子シングルスのベスト8以上の成績!
1973年全豪オープン:沢松和子選手がベスト4
1975年全仏オープン:沢松和子選手がベスト8
1975年全米オープン:沢松和子選手がベスト8
1993年全米オープン:伊達公子選手がベスト8
1994年全豪オープン:伊達公子選手がベスト4
1994年全米オープン:伊達公子選手がベスト8
1995年全豪オープン:沢松奈生子選手がベスト8
1995年全仏オープン:伊達公子選手がベスト4
1996年全英オープン:伊達公子選手がベスト4
2000年全豪オープン:杉山愛選手がベスト8
2004年全英オープン:杉山愛選手がベスト8
2004年全米オープン:浅越しのぶ選手がベスト8
2018年全米オープン:大阪なおみ選手が優勝
2019年全豪オープン:大阪なおみ選手が優勝
●全豪オープンの女子シングルス最高成績
2019年 大阪なおみ選手 優勝
●全仏オープンの女子シングルス最高成績
1995年 伊達公子選手 ベスト4
●全英オープンの女子シングルス最高成績
1996年 伊達公子選手 ベスト4
●全米オープンの女子シングルス最高成績
2018年 大阪なおみ選手 優勝
選手のプロフィール
●沢松和子選手
兵庫県出身・身長174センチ
沢松奈生子さんは、姪に当たります。
●伊達公子選手
京都府出身・身長163センチ
●沢松奈生子選手
兵庫県出身・身長168センチ
沢松和子さんは、叔母にあたります。
●杉山愛選手
神奈川県出身・身長163センチ
●浅越しのぶ選手
兵庫県出身・身長170センチ
●大阪なおみ選手
大阪府出身、居住地アメリカフロリダ州・
身長180センチ
現在、日本とアメリカの2重国籍、テニスの選手登録は、日本国籍。
※この記事を書いている時点(2019年2月)
父親は、ハイチ系アメリカ人、母親は日本人
姉は、同じくプロ選手の大阪まりさん。なおみさんより1つ年上です。
ちなみに、大阪まりさんは、最終的に、日本国籍を選んでいます。