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タイヤに何も刺さっていないのに自転車が突然パンク!その原因は?

自転車に乗っていると突然パンク

周りにパンクの原因になりそうな尖ったものは見つからない

しかし、あっという間にタイヤはペチャンコに・・・

もしやチューブが不良だった?

現在は、ネットの普及により、パンクの原因を自分で調べることもできる世の中ですが

昔は、チューブが初めからおかしかったのでは?

と考える人が結構いたと思います

私の簡単なプロフィールです

今は、たずさわっていませんが、過去にホームセンターで自転車販売歴10年以上。

自転車組立整備士と自転車安全整備士の資格を持っています。

※取得してからかなり経つため、自転車組立整備士の方は、現在は、自転車技士という資格に変更されているようです。ただ、自転車組立整備士資格については終身有効ということです。

また、ここで書かれていることは、あくまでも一般的な一例でしかありません。

わからないことや不安に思うことがあったら、自己判断せずに、必ず自転車屋さんに相談してください!

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自転車が突然パンク!その原因は?
まずは、チューブをよく見てみよう!

そういうパンクに多いのが

実際にタイヤを外して、中のチューブを見てみると

チューブに穴が開いています。

その穴の開き方が、通常のパンクと明らかに違う場合が多いです

具体的に説明すると

普通のパンクでは、穴の大きさは、多少違いますが

基本的にチューブの1点に小さな穴が開いています

これは、何か、尖ったものを踏んだことによる、いわゆる普通のパンクです。

チューブに以下のような穴が開くのが通常のパンクです(白い点が穴)

※まれに、複数の尖りものを踏んで複数の穴が開くこともあります
しかしその場合も小さな穴の場合がほとんどです。

しかし、何も踏んでないのに突然パンクしたという場合は、

チューブをよく見ると

以下の場合が多いです!

まず、

●チューブに穴が2箇所開いている

それも小さな穴(点)では、なく

縦に長い穴が開いています。

まるで線のような穴です。

それが左右に2つあります。

しかも両端に穴が開いてます。

以下のような感じです。白い線が穴です

この場合は、何かを踏んでパンクしたわけではありません。

俗に言う、リム打ちパンクというものです

自転車が突然パンクするリム打ちパンクとは?

●リム打ちパンクとは

自転車のタイヤとチューブに瞬間的に大きな力が、かかり、

そのためチューブが、つぶれてリムの両端に打ちつけられます。

そのショックで突然チューブに穴が開いて空気が漏れるパンクのことをいいます

●リム打ちパンクの特徴

リム打ちパンクで開く穴は、かなり大きく(縦に長い)線のようで

同時に左右2つ開きますので、一瞬でパンクします

まるで測ったように、チューブの左右の両端に線のような長い穴が2箇所開くのが特徴です!

※リムとは、タイヤが組み込まれる円形の車輪です。そのリムに細長い棒のようなものが複数

ピンと張られていますが、それをスポークと呼びます。

リムの形は、凹 ←このようになっており

この両端にタイヤの淵を挟みこんでその中にチューブが格納されています。

リムの形が凹 ←このような形状のため、リム打ちパンクは、この両端の2箇所に穴が開くわ

けです

リム打ちパンクが起こるのは、圧倒的に後輪に多いです

前輪より後輪により重みが、かかっているからです。

他の人が自転車に乗っているのを見ると一目瞭然ですよね!

後輪が前輪よりへこんでいるがわかると思います。

リム打ちパンクが起こる原因とは?

ほとんどの場合が、自転車で段差を乗り上げたり、段差を降りたりしたときに起こります

特に歩道の段差を自転車に乗ったまま上がったりするとリム打ちパンクになりやすいです

上のようなことを行うとチューブがつぶれてリムに強い力で打ちつけられるからです

どうでしょう?突然パンクされた方

思い当たる節はありませんか?

パンクする前に、歩道などの段差を上がったり、降りたりしなかったでしょうか?

よく思い出してみましょう

また二人乗りをしている方は、特にリム打ちパンクになる可能性が高くなります

それだけ自転車の後輪に荷重が、かかるためチューブがつぶれやすくなるからです

※自転車の二人乗りは、禁止されています。二人乗りはやめましょう

※子供乗せ自転車をのぞきます

リム打ちパンクの修理に関して

通常のパンクと違い、リム打ちパンクの場合は、左右に2箇所穴が開きます

しかも左右の穴が離れています。

ですから、通常のパンクより、修理はやや難しくなります

パンクの修理には、通常、ゴムのパッチが使われますが、

リム打ちパンクの穴は、両端にあるので

パッチが貼りにくいのです。

そのため、通常のパンク修理と違い、

パンク修理しても失敗する確率が若干ですが高くなります

不安な方は、値段は高くなりますが、チューブ交換を希望したほうがよいかもしれません。

もちろん時間をかければ、ちゃんとパッチで修理することも可能です!

リム打ちパンクを防ぐ方法は?

上記のような原因でリム打ちパンクが起こるとすれば、

防ぐ方法は、ある程度予測できますよね

まず、

1、自転車に乗ったまま歩道などの段差に上がらないこと、降りないこと

どうしても歩道に上がりたい場合や、降りたい場合は

一度自転車から降りて歩道に上がるようにする。

2、二人乗りは、絶対にやめること

3、自転車の空気圧は、常に適正に保つこと

自転車の空気圧が低いと、それだけリム打ちパンクになる可能性も高くなります。

また通常のパンクに関しても空気圧が低いとパンクになる可能性が高いです

なのでどちらにしろ、一週間に一回くらいは、タイヤの空気圧を点検して

適正な空気圧にしたほうがよいでしょう

また、一般的な自転車のタイヤを装着しているママチャリよりは、

次回、自転車を購入する際、マウンテンバイク型の自転車にすると

タイヤも大きく厚みもあるのでリム打ちパンクになる可能性は若干減るかもしれません

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